インターネットや社内ネットワークの速度が遅い時の確認

インターネットや社内ネットワークの速度が遅い時の確認

インターネットや社内ネットワークのスピードが遅いなあ、と感じる時に、まずは下記の点を確認してみると良いでしょう。

◆LANケーブルの規格が5e以上か?

LANケーブル(イーサネットケーブルのうちの一種)は形状は見た目が同じでも、規格が複数あります。下記が種類の一覧です。CATとなっている文字は「カテゴリー」の略称なので、通信関係の工事事業者さんですと、CAT6なら「カテロク」といった言い方をする事が多くあります。

2020年4月の現在で最も多くPCショップ等で見かけるのはCAT5e~6A(または6e)でしょう。通信の高速化に伴い、6Aや7を前面に出しているショップが増えてきています。

  • CAT2・・・伝送速度4Mbps ISDN・電話機器等に利用
  • CAT3・・・伝送速度10Mbps あまり見かけることはない
  • CAT4・・・伝送速度10Mbps まれに残っていて通信の障害になる
  • CAT5・・・伝送速度100Mbps 時々残っていて高速通信の障害になる
  • CAT5e・・・伝送速度1Gbps
  • CAT6・・・伝送速度1Gbps
  • CAT6A・・・伝送速度10Gbps
  • CAT6e・・・伝送速度10Gbps(メーカー独自規格。Aと同等)
  • CAT7・・・伝送速度10Gbps
  • CAT7e・・・伝送速度40Gbps
  • CAT8・・・伝送速度40Gbps

伝送速度を見ていただくとわかるように、CAT5とCAT5eが、一つのターニングポイント、境界線である事がわかります。ギガインターネットと呼ばれる光インターネットを導入していても、ケーブルがCAT5以下だと、いくらやっても100Mbps以上は出ないのです。

NAS(LinkStationやLANDISK等)社内ファイルサーバーを置いているところでは、社内のデータのやりとりもそれによって制限されてしまいます。

もったいないからと、古いケーブルを使っていると、思わぬ障害になってしまうケースもあるわけです。ケーブルのチェックをしっかりと行っていきましょう。

これから新たにLANケーブルを新調するときはCAT6Aを選んでおけばまず問題ありません。CAT5eは、値段が安く魅力的ですので、個人や小規模事業所では全く問題なくギガビットのネットワークに対応させることが出来ます。

豆知識:上記の表にCAT1が無いのはなぜか?と気づいた方は鋭いです。CAT1は、もちろん存在しています。伝送速度が20kbpsで、いわゆる「電話線」「モジュラケーブル」と言われるものです。CAT2以上と違い、コネクタのサイズも違います。電話線=CAT1はRJ-11、CAT2以上のケーブルはRJ-45という規格です。

◆ルーターやハブがちゃんとギガ対応になっているか?

ケーブルだけではなく、ハブ(ネット配線の分配をする機器)にも、速度の違いがあります。ケーブルを見直しても、ハブがギガ対応の物でなければ意味がありません。

◆PCもギガ対応か?

あわせて、パソコンのLANポートも、ギガ対応であるかどうかを確認しましょう。最近のほとんどの機種はギガ対応ですが、一部機種や、古いものは100メガのものだったりしますので、その場合はギガ対応の部品を購入することで改善することができます。

◆パソコンのメモリやCPU、Diskは十分か

同じ回線でも、当然パソコンの能力でも、速度が大きく変わります。

メモリは最低でも4GB以上、CPUも予算が許す限り、最低でもi3など、iの付くシリーズを検討下さい。

データを格納するスペースの部品がハードディスク(HDD)の場合は、SSDに変えると劇的に速度が改善します。(2倍以上~)

その他にも多数、確認すべき事はありますが、無料診断等も行っていますので、遠慮なくご相談下さい。

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